
未経験からでも通えるおすすめのプログラミングスクールを知りたい!
プログラミングは現代社会においてますます重要なスキルとなり、多くの人々がプログラミング学習を始めています。
しかし、自己学習だけではなかなか難しいのが現実。そこで、近年ではIT業界への転職や、未経験からのプログラマー育成の場として、プログラミングスクールが注目を集めています。
プログラミングスクールは、専門の講師による指導や効率的なカリキュラム、実践的なプロジェクトなどを通じて、効果的かつスピーディーにプログラミングを学ぶことができる場として、多くの人に選ばれています。
そこで今回は、それぞれのスクールの特徴や料金、受講生の声などから徹底比較を行い、初心者向けから上級者向けまで、幅広いレベルのプログラミング学習をサポートしてくれるようなおすすめのプログラミングスクールを4つほどご紹介します。
・失敗しないプログラミングスクールの選び方
・おすすめプログラミングスクール4選
失敗しないプログラミングスクールの選び方

未経験からプログラミングスクールを選ぶにしても、何を重視して決めればいいのかいまいちわからないかと思います。

引用:PR TIMES 【プログラミングスクールに関する意識調査①】プログラミングスクールに通う目的は「転職/就職したい」が最多
侍エンジニアが行った、「プログラミングスクールを選ぶときに重視したこと」の調査では、1番重視したのが「料金」ということがわかりました。
それぞれのニーズによって求めるものは違ってくると思いますが、ここでは未経験の方がプログラミングスクールを選ぶうえで絶対に考慮した方がいい4つの項目についてご紹介させていただきます。
1.価格帯
2.授業形態(オンライン?対面?)
3.転職、就職サポート
4.学べる言語
その1:価格帯
侍エンジニアの「プログラミングスクールを選ぶときに重視したこと」の調査でも「料金」の項目が1位に挙がっていましたが、プログラミングスクールの料金相場は20万円から50万円と決して安い買い物ではありません。
そのため、初期費用を抑えたい場合は20万以下の安いプログラミングスクールを探すようにするのも手です。
また、スクールによっては会費の支払い方法が月額制のところもあり、初期費用を安く抑えることができるので、会費の支払い方法もしっかりと確認しておきましょう。
支払い方法の他にも、受講料の最大70%が返ってくる教育訓練給付制度の利用を検討するのもおすすめです。

プログラミングスクールの会費はどうしても高くついてしまうため、受講者の声などを参考にしながら、挫折しにくいスクールなのかどうかも調べておくといいでしょう。
その2:授業形態

プログラミングスクールの授業形態は大きく分けて「オンライン」「対面」の2つあるため、それぞれの生活にあった授業形態を選ぶことが大切です。
最近では完全オンラインのスクールも増えてきていますが、オンラインと対面にはそれぞれのメリットがあるため、一概にどちらがいいとは言えません。
対面のメリットは、わからない点を即座に講師の人に聞けることであり、その場で問題解決ができるため、学習をスムーズに進めることができます。
また、集団での講義では同じ目標に向かって努力している仲間の存在があるため、自分のモチベーション維持にも繋がってきます。
一方オンラインのメリットは、好きな時間に学習を進めることができるという点です。
オンラインでは講義形式のスクールもありますが、テキストベースで進めていきわからないところを講師の人に聞くという自習形式を採用しているスクールもあるため、それぞれにあった形態を選べることも魅力の1つです。

仕事や学校の時間、プライベートの時間などと両立できるかどうかでスクールの学習形態を決めることも重要になってきます。
その3:転職、就職サポート
プログラミングスクールでは、サポート体制や卒業後の進路がそれぞれ異なり、金額によってもその差がかなり出てくる場合もあります。
まず大前提として、副業やフリーランスを目指す方なら卒業後の求人先がフリーランス向けなのかどうか、転職を希望されている方であれば自分にあった転職先の求人を扱っているかどうかなど、入会する前にしっかりと卒業後のビジョンを実現できるスクールかどうかを見極める必要があります。
また、プログラミングスクールによっては転職できなかった場合に授業料が返金される転職保証という制度を導入しているところもあるため、プログラミングスクールを選ぶ際にはしっかりと就職サポートにも目を通していく必要があります。

講義の中で、ポートフォリオ作成や面接対策を行ってくれるスクールだと、卒業後に転職や就職に直結しやすいので、なお良いです。
その4:学べる言語
プログラミングスクールではそれぞれの学習コースが設けられていて、学べる言語も異なってきます。

システム開発では、どんなシステムを作りたいかによって使用する言語も変わってきます。
高いお金を払った後に、「Web系の言語を学びたかったのに、開発系の言語に特化したスクールだった!」とならないように、しっかりと自分が学びたい言語を扱っているかを確認する必要があります。

携わりたい業務が明確でない場合は、一度プログラミングスクールの無料相談を活用するという方法もあります。
おすすめプログラミングスクール4選

ではプログラミングスクールの選び方がわかってきたところで、おすすめのプログラミングスクール4選をご紹介します。
それぞれのプログラミングスクールの特徴を徹底解説させて頂きますので、ぜひ自分に合ったプログラミングスクールを探してみてください!
tech boost(テックブースト)

tech boost(テックブースト)とは、株式会社Branding Engineerという会社が運営している、フリーランスエンジニアを目指す方に特化したプログラミングスクールです。
プログラミングスクールでありながら、運営会社のBranding Engineerがインターンへの参加や、就職・転職支援などを行っているため、未経験からでもしっかりとキャリアアップできるカリキュラムを取り入れているのが特徴的です。

卒業後のキャリアサポートが充実しているため、転職を考えている方や未経験からエンジニアを目指している方まで、しっかりとサポートしてもらえるので安心ですよね。
項目 | 初心者コース | 開発コース |
入学金(税込み) | 126,500円 | 219,780円 (Javaの場合408,320円) |
月額費用(税込み) | 32,780円 | 32,780円 |
月額メンタリング料金(税込み) | 4回/月→月額34,760円 6回/月→月額52,140円 8回/月→月額69,520円 | 4回/月→月額34,760円 6回/月→月額52,140円 8回/月→月額69,520円 |
学習スタイル | 通学(渋谷校のみ)/ オンライン | 通学(渋谷校のみ)/ オンライン |
学べる言語 | HTML/CSS PHP/Laravel Ruby/Ruby on Rails | HTML/CSS PHP/Laravel Ruby/Ruby on Rails |
給付金制度 | なし | あり |
転職サポート | あり | あり |
ブーストコースでは、厚生労働省からの給付金制度を利用することで、受講料の最大70%の支給を受けて学習することができます。
例を挙げると、ブーストコース (Ruby・PHP)が422,400円(税込み)のところ、295,680円が給付金として支給されるため、実質126,720円(税込み)で学習をすることが可能なのです!
他にもtech boostの特徴を見てみましょう。
・9割が未経験!未経験にもわかりやすいカリキュラム構成
・受講にあたっての年齢制限なし!
・働きながらオンラインでのが受講可能!
・実務経験が2年以上あるエンジニアをメンターの採用
・卒業後の求人紹介など、充実したキャリアサポート
tech boostでは9割の方が未経験で、進路相談や卒業後の求人紹介まで手厚いキャリアサポートがあるため、未経験からでもフリーランスを目指すことが可能となっております。
また、tech boostが採用しているメンターの平均実務経験が9.6年であり、受講中はオンラインサポートが使い放題のため、実務経験豊富なメンターとマンツーマンで学習を進めることができます。

Branding Engineerが自社で転職や独立支援を行っているため、卒業後のキャリアサポートがしっかりしており、未経験からでも安心して受講できます。
受講料が最大70%OFF!(実質295,680円OFF)
0円スクール(ゼロスク)

0円スクールは通称「ゼロスク」と呼ばれる、完全無料で学べるプログラミングスクールです。
ゼロスクではなぜ完全無料でプログラミングが学べるのかというと、理由として受講料が準備できなくてもプログラミングを学べるチャンスを与えたいという思いがあるからだそうです。
また、講師も現役のプログラマーということもあり、しっかりと実践的な内容を教わることができます。
項目 | スタンダードコース | ブースト |
入学金(税込み) | 0円 | 0円 |
学習スタイル | 通学(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・名古屋) | 通学(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・名古屋) |
学べる言語 | Java,HTML/CSS Bootstrap,JavaScript jQuery,MySQL | Java,HTML/CSS Bootstrap,JavaScript jQuery,MySQL |
年齢制限 | 35歳以下 | 35歳以下 |
転職サポート | 1部あり | 1部あり |
ゼロスクは自己学習形式を採用しており、自身でeラーニングを進めながら、わからない箇所は講師にアドバイスをもらうという形で学習を進めていきます。
期間は1ヶ月~3ヶ月で平日のみの受講形態です。
週に何回通学するのかは各々決めることができますが、週に16時間以上は学ばないといけないため、最低でも週に2回は通学する必要が出てくるでしょう。
プログラミング言語としてはJavaに特化しているため、かなり実践的なところを学べることも魅力の1つです。
また、HTMLやCSS、JavaScriptといったWeb系の言語も学べるため、Webデザイナーを目指す方にもおすすめできるプログラミングスクールです。
・完全無料でプログラミングを学べる!
・自己学習のため、自分のペースで勉強を進められる
・入校には面談がある
・途中退会しても違約金が発生しない
ゼロスクはプログラミングを学びたい人ならだれでも入れるわけではなく、入校を希望する場合は、入校面談に合格する必要があります。
逆に本気で学びたい意欲のある人だけ取っている面では信頼がおけますね。
また、ゼロスクには卒業後の転職サポートはないですが、ゼロスクを運営している株式会社ブレーンナレッジシステムズへの入社に限って転職サポートを受けることができます。

ただ、株式会社ブレーンナレッジシステムズへの入社は必須ではないため、他の就職先を自分で探すこともできます。
無料でプログラミングを学ぼう!
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)

侍エンジニアは日本初の「マンツーマン形式」を採用したプログラミングスクールです。
SAMURAI受講生の途中離脱率は2.1%と挫折しにくいプログラミングスクールとして有名な一方、転職成功率に関しては99%を超えているため、入会さえしてしまえばほぼ確実に就職できる点に関してはとても魅力的です。
項目 | 内容 |
学習スタイル | オンライン |
学べる言語 | ほぼすべて (エキスパートコースはすべて学べる) |
給付金制度 | あり |
転職サポート | あり |
侍エンジニアは厚生労働省の教育訓練給付制度の認定を受けており、条件を満たすことで最大79,200円の給付金が支給されます。
侍エンジニアはそれぞれのニーズに合わせて全7コースから受講することができます。
【侍エンジニアコース別料金表】
エキスパートコース | AIコース | 転職保証コース | フリーランスコース | 副業スタートコース | プログラミング教養コース | WEBデザイン教養コース | |
4週間プラン | - | - | - | - | - | 165,000円 | 165,000円 |
12週間プラン | 594,000円 | 682,000円 | 473,000円(※16週間) | 594,000円 | 297,000円 | 297,000円 | 297,000円 |
24週間プラン | 880,000円 | 1,089,000円 | 649,000円 | 880,000円 | - | 396,000円 | 396,000円 |
36週間プラン | 1,089,000円 | 1,419,000円 | - | 1,089,000円 | - | - | - |
48週間プラン | 1,287,000円 | 1,694,000円 | - | 1,287,000円 | - | - | - |
転職を目指す方から、フリーランスや副業としてプログラマーを目指す方まで、それぞれのニーズに合ったコースを受講することができます。
また、どのコースでも未経験者や初心者でも実践的なスキルを習得できるとともに、ポートフォリオとして利用可能なオリジナルのWEBサイトを制作・開発できるところも嬉しいですね。
・現役エンジニア講師がオンラインのマンツーマン指導で学習サポート!
・各受講生の学習目的に合うカリキュラムの作成
・ポートフォリオとして利用可能なオリジナルのWEBサイトを制作・開発できる
・転職成功率99%超え、受講生の途中離脱率2.1%
侍エンジニアは、1回60分のマンツーマン形式でのプログラミング学習を採用していると同時に、各々の都合に合わせたカリキュラム作成を行ってくれるため、本業がある方でも無理なく続けることが可能です。

また、受講者の90%が未経験者ということもあり、未経験からでもプログラマーとして就職を目指せることも魅力の1つですね!

未経験でも挫折しにくいカリキュラム構成のおかげで、転職成功率99%を確立しているというわけですね。
最大71,000円相当のレッスンが無料!
DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは現役エンジニアの81%がおすすめするプログラミングスクールで、DMM WEBCAMP卒業生の転職成功率は98%と高い実績を持っています。
また、DMM WEBCAMPのコースによっては転職保証制度を採用しており、20代を対象にIT転職ができなかった場合に受講料を全額返金してくれるサービスがあるため、それだけ転職に力を入れているということが言えるでしょう。
また、コースによっては厚生労働省の教育訓練給付金制度を使えるため、受講料の最大70%の支給を受けて学習することも可能です。
DMM WEBCAMPの学習コースは大きく分けて2つあります。
・エンジニア転職特化コース
・選べる学習コース
それぞれのコース内容と特徴を見ていきましょう。
エンジニア転職特化コース

エンジニア転職特化コースとはIT転職を考えている人向けに、短期でプログラミングスキルを学び、ITエンジニアへの転職を目指すコースです。
エンジニア転職特化コースの中でも3つのコースに分かれており、それぞれのニーズにあったコースを受講することができます。
・短期集中コース
・専門技術コース
・就業両立コース
それぞれのコースの特徴を表にまとめました。
項目 | 短期集中コース | 専門技術コース | 就業両立コース |
初回(税込み) | 20,843円 | 23,723円 | 110,000円 |
学習スタイル | オンライン | オンライン | オンライン |
学べる言語 | HTML、CSS、Ruby、JavaScript | HTML、CSS、Ruby、JavaScript | HTML、CSS、Ruby、JavaScript |
年齢制限 | なし ※転職保証は30歳未満 | なし | なし ※転職保証は30歳未満 |
転職保証制度 | ○ | × | ○ |
転職サポート | ○ | ○ | ○ |
本職との両立 | × | × | ○ |
給付金制度 | × | ○ | × |
学習期間 | 12週間 | 16週間 | 24週間 |
給付金制度や転職保証制度は適用されているコースとされていないコースがあるため、自分のニーズに合ったコース選びをすることが大切です。
エンジニア転職特化コースではどのコースでもポートフォリオ作成を行えるため、就職を有利に進めることもができます。
また、オンラインで24時間受講が可能と同時に、定休日を除く13:00~22:00の間はメンターのオンラインによるリアル質問対応を行っているため、挫折しにくい環境がしっかりと整っているのも特徴の1つです。

DMM WEB CAMPエンジニアサロンでは毎月勉強会が行われており、卒業生の生の声を聞くことができるため、モチベーションの維持にもつながります。
選べる学習コース
DMM WEBCAMPの学習コースは、教養から副業、転職まで、幅広いニーズに対応したプログラミングコースで、自分の学習したいコースを選択することができます。
・はじめてのプログラミングコース
・Webアプリケーションコース
・PHP/Laravelコース
・Javaコース
・Webデザインコース
・UI/UXデザインコース
・動画クリエイターコース
・Pythonコース
・フロントエンド
・データサイエンス
・AI
・Webマーケティング
・大学生向け就活対策
選べる学習コースはカリキュラムが用意されており、自分で課題をクリアしていく学習方式です。
基本的には自学自習スタイルですが、エンジニア転職特化コースと同様に定休日を除く13:00~22:00の間はメンターのオンラインによるリアル質問対応を行っているため、1人でもしっかりと学習を進めることができます。
また、大学生向け就職対策コースではオリジナルWebアプリケーション制作の実績をエントリーシートにプラスできたり、インターン先をDMM WEBCAMPから紹介してもらえたりなど、学生からレベルの高いスタートダッシュを切ることができます!
項目 | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン |
受講料(税込み) | 169,800円 | 224,800円 | 279,800円 | 334,800円 |
学習スタイル | オンライン | オンライン | オンライン | オンライン |
メンタリング | 8回 | 16回 | 24回 | 32回 |
コースによっては、初回カウンセリング後1週間以内に該当のエンジニア転職のコースを受講契約を締結すると、対象コースの受講料から20%割引する制度もあるため、うまく活用していきましょう。

無料相談も行っているため、少しでも興味が湧いたらまずは無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
まずは無料相談!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プログラミングスクールでの学習内容は多岐にもわたり、それぞれのニーズに合ったスクールを選ぶことが重要になってきます。
しっかりとスキルを身に着ければ、自分が望む働き方を実現することができるので、ぜひIT転職を考えている方は今回の記事を参考にしながらプログラミングスクールを選んでみてはいかがでしょうか。