著作者:pch.vector/出典:Freepik

ChatGPTで文字の自動生成ができるようになった今、ブロガーが食べていくのは困難になってしまったのかな?
イーロン・マスク氏をはじめとした多くの実業家たちが出資している人工知能の研究開発機関「OpenAI」。
そのOpentAIが開発した会話形式でやり取りができるチャットボットが「ChatGPT」です。
この高度な技術が公開された今、ブロガーの仕事が奪われてしまうのではないかと懸念している人は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ChatGPTによってブログがオワコンになることはありません!

その理由も踏まえて、ChatGPTがブログにもたらす影響を詳しく解説していきますので、是非最後まで見ていってください。
・ブログの現状と課題
・ChatGPTがブログに与える影響
・ブログがオワコンにはならない理由
ブログの現状

著作者:pch.vector/出典:Freepik
現在ブログ市場の人数はかなり増えてきて、記事の内容選定の際にはライバルとの差別化が重要視されるようになってきました。
ブログが稼げないと言われる一番の理由としては、早く始めた競合が多かったり、企業の参入により個人ブログが稼ぎずらくなっているからです。

引用:2021年12月期 第4四半期決算説明資料 株式会社ファンコミュニケーションズ
A8.netに登録されているWebサイトのパートナー数の推移のグラフを見てみると、2016年に215万サイトだったパートナー数が2021年では304万サイトと5年でかなり増えていることがわかります。
また、パートナー数の増加だけでなく、googleがE-A-Tを重視し始めたのもブログが稼ぎずらくなったといわれる理由でしょう。

E-A-Tとは?
E-A-Tとはgoogleが品質評価の際に使用する指標のことで
「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の頭文字を取ってE-A-Tと呼ばれています。
・コンテンツの内容が専門的な情報をもとに書かれているのか(専門性)
・そのコンテンツを書いている発信者は専門的な知識を持ち合わせているのか(権威性)
・そのコンテンツの内容は信頼できるものなのか(信頼性)
このような内容を意識したコンテンツ作りが重要になったため、より信頼性がある企業サイトがSEOで上位表示されやすくなった傾向にあります。
ChatGPTがブログに与える影響

著作者:pch.vector/出典:Freepik
ではブログの現状がわかったところで、ChatGPTが今後ブログにどう影響してくるのかを見ていきましょう。
ChatGPTについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

さて、ChatGPTがブログに与える影響についてですが、それぞれ良い影響と悪い影響があります。
〇作業の効率化
〇情報収集の多様化
〇コンテンツ作成のハードルが下がり、競合が増える
では1つずつ見ていきましょう。
良い影響
1.【作業の効率化】
ChatGPTを活用する目的として、圧倒的にこの「作業の効率化」がメインになってくるのではないでしょうか。
ChatGPTを活用すれば、ブログのネタやタイトルはもちろん、ブログの構成などもすべてChatGPTに任せることができます。
よって作業の手間を省いたり、作業効率を格段に上げることが可能となりました。
ChatGPTの情報は必ずしも正しいとは限らないので、自身でのリサーチも心がけましょう。

2.【情報収集の多様化】
ブログを書く際に必ず必要になってくるのが、この情報収集だと思います。
情報収集で他のサイトを参考にする際に、どうしても文面が似てきたりして書き方に困ることがあります。
そのような場面でChatGPTを活用することにより独自性のある記事を執筆することが可能になります。

また、このようにChatGPTへの質問内容を変えることで、同じ内容でも別の回答を得られることができます。
ChatGPTの普及により、ますます情報収集の多様化が進んでいきますね。

悪い影響
1.【コンテンツ作成のハードルが下がり、競合が増える】
ChatGPTが文章を自動生成してくれることによって、ブログの効率化は以前と比べて圧倒的に上がりました。
その反面コンテンツ作成のハードルが下がったことにより、新規ブロガーの参入が増え、競合がどんどん出てくる可能性があるのです。
このように、一概に効率化だけがメリットではなく、競合に勝つためにコンテンツのクオリティを上げる必要性が出てきます。
E-A-T以外にも、他ブログとの差別化も必要になってきます。

また、技術ブログなどのコマンドは、ChatGPTへの質問によって答えが得られてしまうため、もしかしたら今後のブログとしての需要が減っていくかもしれません。
ブログがオワコンにはならない理由

著作者:pch.vector/出典:Freepik
・アフィリエイトの市場が伸び続けているから
・ChatGPTだけでは個人の意見や体験談に欠けるから
・SNSとの連携が可能だから
ChatGPTが普及し競合が増える中、ブログがなぜオワコンにならないのかを1つずつ見ていきましょう。
アフィリエイトの市場が伸び続けているか

ブログで稼いでいく方法として、ブログアフィリエイトがありますね。
上のグラフはアフィリエイト市場の推移を現したグラフですが、2018年度と比べて2025年度にはさらに市場規模が拡大すると予想されています。
2023年現在にブログアフィリエイトを始めたとしても、まだまだ稼いで行けることは一目瞭然だと思います。
アフィリエイト市場が拡大すると同時に、インターネット広告もさらに普及することがよそうされるでしょう。

ChatGPTだけでは個人の意見や体験談に欠けるから
ChatGPTで作成したブログは、どうしても個人の意見や体験談が欠けてしまいます。
先ほど説明したE-A-Tの「Trustworthiness(信頼性)」の部分でも、個人の意見を取り入れた方が、ユーザに対してサイトの信頼性を証明することができます。
ブログのコンテンツによってはChatGPTでは書けない内容もまだまだあるため、ブログ市場が衰退することはまずないでしょう。
SNSとの連携が可能だから
最近ではSNSがすごいスピートで普及してきています。
以前のブログでの収益化としては、SEOでの上位表示しか方法はありませんでしたが、今はSNSとブログを連携することで、SEOを無視したユーザの流入を狙うことができます。
また、最近ではSNSでのアフィリエイトも主流になってきたので、逆もしかりブログからSNSへの流入もすることができます。
むしろSNSを活用したブログアフィリエイトを行うことにより、以前よりブログで稼ぎやすくなったかもしれないですね。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
ChatGPTを活用したブログ市場はこれからどんどん拡大していくと思います。
うまくChatGPTを活用しながら、さらにブログの収益化を図ってみてはいかがでしょうか。